英語力準備プログラム

英語力準備プログラム（ELPP）は、ウェズリー独自の集中英語プログラムです。

留学生や、英語を母国語としない生徒のために開発されたこのプログラムは、読み、書き、語彙、リスニング、スピーキングの主要5分野の技能を集中して学びます。

ELPPは7年生から10年生の生徒を対象にグレン・ウェイバリー・キャンパスで実施されます。

質の高い授業とケア

ELPPは少人数クラスで行われ、生徒各自の英語力アップのための最適な方法で、自律的な学習を奨励します。

授業は国際バカロレア（IB）カリキュラムの枠組みの中で実施されます。同カリキュラムは、小論文、テキスト分析、自由研究などの課題を通じた言語習得を重視します。

同時に、ウェズリーの一般的な授業スタイル（それは生徒が慣れ親しんだスタイルとは異なるかもしれません）を理解し、順応するのにも役立ちます。

本プログラムは教育の質を保証するオーストラリアELT認証制度（NEAS）によって認証されています。つまり、当校ELPPはNEASが定める品質保証（QA）枠組みによる国際的な基準に合致していることが保証されています。

ウェズリー・コミュニティの一員に

外部ELICOSプログラムと異なり、ELPPの生徒は最初から当校コミュニティの一員として受け入れられます。生徒たちはウェズリーの制服を着用し、専用の英語クラスに通うだけでなく、音楽やスポーツ、舞台芸術などの課外活動にも参加します。正課に移行する前から、スクールメイトと交流し友情を育てることができます。

同じキャンパスで学ぶので、生徒たちはカレッジの充実した学習・リクリエーション施設を利用しながら、キャンパスになじんでいきます。

ELPPから正課への移行

本プログラムの受講期間は生徒の語学力によって様々です。標準的なELPPの受講期間は、1学期～3学期間です。

学期１週目に語学力を測定し、伸ばすべき分野を特定するためのテストが行われます。

プログラム修了の前には、もう一度AEASテストを受け、正課に移っても力を発揮できるだけの語学力があることを確かめます。

移行手順の一環として、教頭先生との面談があり、正課移行の条件が整っているかを確認します。10年生から12年生の生徒については、正課学習の中で外国語としての英語（EAL）の授業を受けることも選択できます。

ELPP申請手続

英語を母国語としない留学生は、オーストラリア教育評価サービス(AEAS)が提供する英語力診断テストを受けなければなりません。AEASテストの結果が、本プログラムをどれくらいの期間受講しなければならないかの目安になります。

このテストは、オーストラリア国内でも、留学生の母国でも受けることができます。

AEASテストの結果が出たら、ご家族がウェズリー・カレッジへの入学申請（オンラインでできます）を提出することになります。

予備審査を通った応募者には、ウェズリー・カレッジとの面接（ビデオ通話もしくは対面で）を受けていただきます。合否結果はご家族宛にお知らせします。より詳しい情報は、aeas.com.au を閲覧するか、 admin@aeas.com.au までメールでお問い合わせください。